「何度も挑戦したのに、うまくいかない…」「自分だけ?」
ED(勃起不全)の悩みを抱える男性は多いものです。
年齢や生活習慣病、ストレスなど様々な原因で起こるEDは、ほとんどのケースで治療によって改善できます。
EDは、正しい知識で理解して治療にあたりましょう。
一般的にED治療は、薬剤の使用で高い効果を得られます。
この記事では、バイアグラ、レビトラ、シアリスなどのED治療薬の特徴や、安全な使用法、副作用対策までわかりやすく解説しています。
医療機関での診察の流れや費用、オンライン診療の選択肢も紹介しています。
さらに、治療薬だけでなく日常生活での改善策も網羅しました。
薬に頼らない改善方法も含め、あなたに合った解決策が見つけやすくなります。
ED治療に関する情報で、自信と活力ある生活を取り戻してください。
EDの症状と原因を詳しく解説

EDとは勃起不全のことで、性行為に十分な勃起を得られない、または維持できない状態を指します。
一時的な現象ではなく、継続的に問題が起こる場合にEDと診断されます。
具体的なEDの症状は勃起の硬さが不十分であったり、勃起が持続しなかったりすることです。
原因には身体的要因と心理的要因があり、血管の問題、ホルモンバランスの乱れ、神経の損傷などが身体的要因として挙げられます。
EDには年齢や基礎疾患、生活習慣も深く関わっているため、治療を行うためには原因の特定が欠かせません。
早期発見と治療で多くのケースが改善可能ですので、症状に心当たりがある場合は専門医への相談をおすすめします。
年齢別に見るED発症の特徴
EDは年齢によって発症率や特徴が異なります。
40歳未満の若年層では心理的要因が主な原因となるケースが多く、緊張やプレッシャー、パートナーとの関係性の問題などが影響します。
日本性機能学会の調査結果は下記の通りです。
年代 | 自己評価によるEDの割合(オンライン調査) |
20~24歳 | 27% |
25~29歳 | 22% |
30~40歳 | 17~19% |
https://www.yomiuri.co.jp/medical/20240816-OYT1T50113
40~50代になると、生活習慣病やストレスなど複合的な要因が関わってきます。
40代から50代は仕事や家庭の責任が増す時期でもあり、心身両面からのプレッシャーもEDのリスクを高めるものです。
60代以上では、加齢に伴う血管の老化や慢性疾患の影響が大きくなってきます。
血流の低下やホルモンバランスの変化がEDの主な原因となり、発症率も40%以上と高くなります。
年齢に関わらず、早期の対応がEDの症状改善の鍵です。
生活習慣病とEDの密接な関係
生活習慣病はEDの発症リスクを著しく高める要因です。
EDの原因となりやすい生活習慣病
- 糖尿病
- 高血圧
- 脂質異常症
- 動脈硬化
- 肥満
特に糖尿病患者のED発症率は、非糖尿病患者の約3倍と言われています。
非糖尿病患者のED有病率20%に対して、糖尿病患者は66%というデータもあります。
参考:EDと糖尿病(佐々木秀行)https://www.jstage.jst.go.jp/article/tonyobyo/48/4/48_4_234/_pdf/-char/ja
糖尿病患者のEDは、糖尿病による末梢神経炎や動脈硬化症などの器質的要因が大きいといわれます。
高血圧も同様に、動脈硬化によって血管の弾力性を低下させ、勃起に必要な血流を妨げEDを引き起こします。
血液が不十分な場合、勃起機能が低下しやすくなります。
脂質異常症でも、動脈硬化が進み、陰茎への血流が制限されED症状が現れます。
肥満や運動不足も間接的にEDのリスクを高めます。
体重管理と定期的な運動は、ED予防や改善に有効な手段となります。
生活習慣病の予防がEDの改善につながるケースも多いため、健康的な生活習慣を意識するのも大切です。
ストレスや心理的要因のEDへの影響
心理的要因はあらゆる年齢層でEDの主要な原因となります。
過度のストレスやプレッシャーは、自律神経のバランスを乱し、勃起に必要なリラックス状態を妨げます。
仕事や人間関係などの日常的なストレスでも、性機能に影響することがあります。
過去のED経験から「今回もうまくいかないかもしれない」という不安が生じ、それがさらにEDを引き起こすという悪循環に陥る方もいます。
うつ病や不安障害などの精神疾患もEDと関連しています。
精神疾患では脳内の神経伝達物質のバランスが崩れ、性的欲求や勃起機能に影響を与えます。
パートナーとの関係性の問題も見逃せません。コミュニケーション不足や信頼関係の欠如が心理的なブロックとなり、EDを引き起こすことがあります。
心理的要因によるEDの場合、カウンセリングやパートナーとの対話も症状の改善に効果的です。
ED治療薬の種類と効果比較

ED治療薬には主に3種類の先発薬(バイアグラ、レビトラ、シアリス)があり、それぞれ特徴が異なります。
効き目の早さ、持続時間、食事の影響など、薬によって特性が変わるため、自分のライフスタイルに合わせて選んでください。
薬剤 | 効果の特徴 | 効果が出るまでの時間 | 効果の持続時間 |
バイアグラ | 効果がしっかり | 30分~1時間 | 5時間 |
レビトラ | 効果がしっかり/すばやく現れる | 約30分 | 5~8時間 |
シアリス | マイルドな効果/長時間 | 約1時間 | 24~36時間 |
医師の診察によって、ライフスタイルに合った治療薬を選べば、より満足度の高い治療が可能になります。
バイアグラは知名度や効果の確実さで安心感あり
- 最もスタンダードなED治療薬
- 服用後30分~1時間で効果が現れる
- 持続時間は4~5時間
- 食事の影響あり
バイアグラ(シルデナフィル)は、世界初のED治療薬として登場し、日本では1999年に承認されました。
バイアグラの最大の特徴は効果の出やすさと即効性です。服用後30分〜1時間程度で効果が現れ、性的刺激に反応して勃起を助けます。
効果の持続時間は平均4〜5時間程度で、服用のタイミングを計りやすいという利点があります。
ただし、高脂肪食の摂取後に服用すると、効果の発現が遅れることがあるため、食事との関係に注意が必要です。
バイアグラは即効性を求める方や、1日のスケジュールが決まっている場合に適しています。
最大血中濃度に達するのは服用後約1時間とされ、この時間帯に最も効果が高まります。
副作用として、顔面紅潮、頭痛、鼻づまりなどが報告されていますが、多くの場合は一時的なものです。
血圧降下作用があるため、心臓病の薬(特に硝酸薬)を服用中の方は使用できない点にも注意が必要です。
レビトラは効果が現れるタイミングが最も早い
- 効果が現れるのが15~30分程度と早い
- 食事の影響を受けにくい
- 効果の持続時間はバイアグラと同等
レビトラ(バルデナフィル)は、バイアグラに次いで開発されたED治療薬です。
最大の特徴は、低用量から効果が期待できる点と、食事の影響を受けにくいことです。
また服用後15〜30分程度で効果が現れ始め、他のED治療薬よりも早く作用します。
効果の持続時間はバイアグラと同様に4〜5時間程度ですが、個人差があります。
レビトラは特に勃起の硬さを重視する方に適していると言われ、中等度から重度のEDにも効果を発揮します。
バイアグラと比較して、食事の影響を受けにくい特性がありますが、高脂肪食の摂取は避けた方が効果的です。
副作用はバイアグラと似ており、頭痛や顔面紅潮などが報告されており、全体的に穏やかとされています。
現在レビトラは製造が中止されており、バルデナフィルを使用したジェネリック医薬品を中心に処方されています。
他のED治療薬と同様に硝酸薬との併用は禁忌です。
シアリスは効果が長時間持続するのが最大の特徴
- 効果の持続時間が最長36時間と長い
- ゆっくり効果が現れる(1~2時間)
- 食事の影響はほぼない
- マイルドな効果で自然な作用
シアリス(タダラフィル)は、3種類の主要ED治療薬の中で最も後発ですが、その持続時間の長さから「ウィークエンドピル」とも呼ばれています。
服用後1~2時間程度で効果が現れ始め、20mgであれば最大36時間もの長時間にわたって効果が持続します。
長時間作用により、服用のタイミングを気にせず自然な性生活を送れる大きな利点があります。
効果が発現するタイミングはバイアグラやレビトラよりもやや遅いものの、食事による影響が少なく、食後でも効果に大きな変化はありません。
ED治療薬としては2007年に日本で承認され、世界的なシェアも高いです。
副作用として、腰痛や筋肉痛が他の薬より報告例が多いですが、多くは軽度で一時的です。
長時間作用型のため、他の薬との相互作用には特に注意が必要ですから服用時は医師に相談してください。
他のED治療薬と同じく、硝酸薬との併用は避けてください。
ジェネリック医薬品の価格と効果
ED治療薬のジェネリック医薬品は、先発薬と同じ有効成分で、価格が大幅に抑えられている点が最大の特徴です。
標準的なバイアグラの価格で比較してみましょう。
先発医薬品 | ジェネリック | |
バイアグラ25mg | 1,300円~1,800円 | 440円~700円 |
バイアグラ50mg | 1,800円~2,200円 | 900円~1,200円 |
ジェネリックは、先発薬と比較して3割から7割程度安く購入でき、継続的に治療する方の経済的な負担が軽減できます。
先発薬の特許期間が切れた後に製造されるため、研究開発費が少なく済み、結果として低価格で提供されています。
ジェネリック医薬品の効果や安全性は先発薬と同等とされていますが、製造会社によって添加物や形状が異なります。
有効成分の含有量は同じでも、体内での吸収率や代謝に微妙な違いが生じる場合もあります。
ジェネリック医薬品を選ぶ際は、信頼できる医療機関からの処方を受けて購入しましょう。
インターネットなどでの個人輸入は、偽薬や有効成分が十分に含まれていないリスクが高いため避けてください。
自分に合うED治療薬の選び方

ED治療薬は種類ごとに特徴が異なるため、効果や使用感、持続時間などで自分の状況や好みに合って選ぶのが治療成功の鍵となります。
症状の程度、副作用への懸念、普段の生活リズムなどを考慮して薬を選んでください。
初めて治療薬を使用する場合は、医師と相談しながら標準的な用量から始め、効果や副作用を確認して調整していくのが一般的です。
一度の服用で判断せず、数回試してみたほうがよいとされています。
薬の特性を理解して選択すると、より満足度の高い治療ができるでしょう。
症状の程度による薬の選択基準
EDの症状には軽度から重度までさまざまな段階があり、症状の程度に応じた薬の選択が効果的です。
軽度のEDでは、バイアグラやレビトラの低用量(バイアグラ25mg、レビトラ10mg)から始めますが、開始用量で十分な効果が得られる方もいます。
中等度から重度のEDの場合は、より高用量(バイアグラ50mg、レビトラ20mg)や、シアリスも選択肢となります。
重度のEDのケースでは、医師の指導のもと慎重に用量調整していきます。
心因性ED(精神的要因によるもの)と器質性ED(身体的要因によるもの)でも薬剤の選択が異なってきます。
年齢も考慮して、高齢者の場合は代謝が遅くなっているため、初めは低用量から始めます。
若年層の場合でも、過剰な用量は副作用のリスクを高めるため注意が必要です。
副作用リスクを考慮したED治療薬の選び方
ED治療薬の副作用は個人差が大きいため、事前に予測するのは難しいですが、各薬剤の特性を理解しておくと参考になります。
ED治療薬で起こりやすい副作用
- 頭痛
- 鼻づまり
- 顔の紅潮
- 筋肉痛
バイアグラとレビトラは比較的似た副作用を持ち、顔面紅潮、頭痛、鼻づまりなどが一般的です。
参考:バイアグラ医薬品インタビューフォーム
https://www.viatris-e-channel.com/viatris-products/di/detail/assetfile/VIAGRA_Tab_OD_Film_IF.pdf
レビトラ 添付文書
https://pharma-navi.bayer.jp/sites/g/files/vrxlpx9646/files/2021-12/LEV_MPI_202112170.pdf
シアリスは他の薬と比べて腰痛や筋肉痛の報告が多いですが、顔面紅潮などの血管拡張に関連する副作用は比較的少ないとされています。
参考:シアリス医薬品インタビューフォーム
https://pins.japic.or.jp/pdf/medical_interview/IF00004977.pdf
副作用が起こったときには、別のタイプの薬に切り替えると改善する場合があります。
また、持病がある方は特に注意が必要です。
心臓病や高血圧の治療をしている場合、特に硝酸薬を服用中の方はED治療薬との併用が禁忌とされています。
肝機能や腎機能に問題がある場合も、用量調整や薬の種類の決定は医師に必ず相談してください。
副作用の出やすさは個人によって異なるため、低い用量から服用を始め、副作用と効果を確かめて増量していくほうが安全です。
生活スタイルに合わせた薬の選び方
日常生活のパターンや、パートナーとの関係性に合わせて選ぶ薬も異なってきます。
1日の行動スケジュールがパターン化している方や、性行為の時間が予測できる場合は、バイアグラやレビトラのような即効性のある薬が適しています。
バイアグラは服用後30分〜1時間、レビトラは15〜30分程度で効果が現れます。
一方、週末を通じてパートナーと過ごす予定がある場合や、性行為のタイミングが不規則な方には、効果が長時間持続するシアリスのほうがよいでしょう。
シアリスは最大36時間効果が持続するため、服用のタイミングを気にせず自然な流れで性行為に移れるメリットがあります。
ED治療薬は、食事との関係も考えておきたいポイントです。
バイアグラは食事の影響を受けやすく、特に高脂肪食の後は効果の発現が遅れやすくなります。
レビトラは比較的食事の影響が少なく、シアリスはほとんど影響を受けません。
食事のタイミングや、どんな食事を摂るのかによって薬を選択するのも良い方法です。
アルコールを頻繁に摂取する方は、アルコールとの併用が禁じられていないシアリスが向いています。
ただし、大量の飲酒は血圧低下を招き、ED治療薬との併用でさらに血圧が下がる危険性があるため注意が必要です。
ED治療薬の服用方法と効果を高めるコツ

ED治療薬の効果を最大限に引き出すには、正しい服用方法を知っておきましょう。
ED治療薬を服用する際には、下記の3つのポイントに注意してください。
- 服用のタイミング
- 食事やアルコールとの関係
- 体調管理
正しく服用すれば、より確実な効果が期待できます。
薬の種類によって服用方法は異なりますが、どの薬も用法・用量を守り、医師の指示に従ってください。
なかなか効果が感じられないからといって、焦りから処方を受けた用量を超えて服用すると、副作用のリスクが高まるだけで効果が増加するわけではありません。
またフィルム状の薬以外は必ず水と一緒に飲んでください。
1.ED治療薬の最適な服用タイミング
ED治療薬は、効果が現れるタイミングを逆算して服用してください。
バイアグラとレビトラは性行為の約1時間前、シアリスは2時間前を目安に服用するのが一般的です。
レビトラが最も早く効果が出やすいとされており、早ければ15分から30分で効果を感じます。
服用から効果発現までの時間には体質などによって個人差があるため、初めてED治療薬を使用する場合は余裕を持ったタイミングで服用してください。
2.アルコールや食事の影響と注意点
アルコールはED治療薬の効果を弱める可能性があるため、服用時には注意が必要です。
少量(ビール1本程度)なら大きな影響はないとされていますが、大量の飲酒はED治療薬の効果を減弱させるだけでなく、血圧低下などの副作用リスクを高めます。
食事に関しては、特に高脂肪食が薬の吸収に影響します。
バイアグラやレビトラを使用する場合は、脂肪分の多い食事を避けるか、食後2〜3時間経ってから服用してください。
シアリスは比較的食事の影響を受けにくいですが、極端に脂肪分の多い食事は避けた方が無難です。
また、グレープフルーツやグレープフルーツジュースはED治療薬の代謝を遅らせ、薬剤の血中濃度を上昇させる可能性があります。
薬の効果を最大限に引き出すためには、適度に軽い食事を心がけ、服用前の大量飲酒は控えるようにしましょう。
3.ED治療薬の効果を最大限に引き出す体調管理
ED治療薬の効果は日々の体調や精神状態にも左右されます。
十分な睡眠をとり、ストレスが溜まらないように過ごしましょう。
リラックスした状態が、薬の効果をより高められます。
また疲労が蓄積していると、薬の効果が感じにくくなる場合があります。
定期的な運動も、EDの改善には効果的です。
適度な有酸素運動は血流を改善し、勃起機能を支える基盤となるためです。
ただし、薬の服用直前の激しい運動は避けた方が良いでしょう。
疲労や筋肉痛が残っていると、性行為自体の満足度が下がる可能性があります。
水分補給も忘れてはなりません。
ED治療薬はODフィルムでなければ水と一緒に服用します。
服用時には少なくともコップ1杯の水を飲むようにしましょう。
また、メンタルも大きく影響するものですから、パートナーとのコミュニケーションを大切にし、焦りや不安を減らす工夫も効果的です。
勃起が起こるしくみとED治療薬の作用

勃起は神経系、血管系、ホルモン系が複雑に関わる現象です。
性的刺激により脳から信号が送られると、陰茎の海綿体に血液が流入し、それが維持され勃起が起こります。
ED治療薬は自然な勃起のプロセスをサポートする薬で、性的刺激があった時に限り効果を発揮します。
ED治療薬の主な作用は血管拡張と血流改善にあり、PDE5という酵素の働きを阻害して、勃起に必要な血流を増加させます。
治療薬は自動的に勃起を引き起こすものではありません。
性的な刺激や興奮があってはじめて効果を発揮するものです。
薬の種類によって、効果の持続時間や発現時間に違いがあります。
血管拡張作用と血流改善のしくみ
ED治療薬の主な作用は、陰茎の血管を拡張させて血流を増加させることです。
【勃起のしくみ】
性的刺激を受ける
↓
脳の中枢神経が興奮する
↓
脊髄神経を通って陰茎に伝わる
↓
体内で一酸化窒素が放出される=勃起のGoサイン
↓
一酸化窒素(NO)がcGMP(サイクリックGMP)の産生を促進
↓
一酸化窒素の放出によって陰茎新動脈とラセン動脈(螺行動脈)が弛緩
↓
cGMPが平滑筋を弛緩させ血管が拡張
↓
陰茎への血流が増加して勃起が起こる
cGMPは体内で産生できる自然の血管拡張剤といえます。
ところが、cGMPはPDE5(ホスホジエステラーゼ5型)という陰茎海綿体に豊富に存在する酵素によって分解されてしまいます。
ED治療薬はPDE5の働きを阻害します。
その結果、cGMPの濃度が上昇・維持され、血管拡張効果が持続できるようになり、十分な勃起と維持が可能になります。
PDE5阻害薬には選択性があり、他の組織に存在する異なる種類のPDEにはあまり影響を与えないよう設計されています。
ただし、全身の血管にもある程度の拡張作用があるため、頭痛や顔面紅潮といった副作用が起こる方もいます。
ED治療薬の血管拡張作用は、性的刺激がある場合にのみ効果的に働くように調整されています。
そのため、薬を飲んだだけで不意に勃起したり、勃起が続いたりすることはありません。
勃起持続時間の薬剤別の違い
ED治療薬の勃起持続時間は、主に薬の体内での半減期(血中濃度が半分になるまでの時間)によって決まります。
半減期の違いが、各薬剤の特徴を大きく分けています。
ED治療薬 | 体内半減期 | 効果持続時間の目安 |
バイアグラ | 約3時間参考:医薬品インタビューフォーム バイアグラhttps://www.viatris-e-channel.com/viatris-products/di/detail/assetfile/VIAGRA_Tab_OD_Film_IF.pdf | 4~5時間 |
レビトラ | 約3時間(10mg)約4時間(20mg)参考:レビトラ 添付文書https://pharma-navi.bayer.jp/sites/g/files/vrxlpx9646/files/2021-12/LEV_MPI_202112170.pdf | 5~8時間 |
シアリス | 14~15時間参考:医薬品インタビューフォーム シアリスhttps://pins.japic.or.jp/pdf/medical_interview/IF00004977.pdf | 24時間~36時間 |
シアリスは半減期が約14~15時間と長く、効果は20mgで最大36時間持続します。
シアリスの長時間作用が「ウィークエンドピル」と呼ばれる所以です。
ただし薬の半減期は実際の勃起持続時間ではなく、薬の効果が続く時間である点に注意が必要です。
どの薬でも、1回の勃起が数時間続くわけではなく、効果持続中であれば性的刺激に反応して自然な勃起が起こりやすくなっています。
長時間作用型のシアリスは、服用から性行為までの時間を気にせず過ごせるメリットがありますが、副作用も長く続く可能性があります。
薬の効き始めから消失までの流れ
ED治療薬の効果は、服用後から徐々に現れ、ピークを迎えた後に次第に消失していきます。
薬によって効き始めのタイミングは異なり、バイアグラは30分〜1時間、レビトラは15〜30分、シアリスは1〜2時間程度で効果が現れ始めます。
効果のピークは、バイアグラとレビトラが服用後約1〜2時間、シアリスは2〜3時間とされていますが、個人差があります。
効果のピークとされる時間帯に性的刺激を受けると、最も強い効果が期待できます。
その後、効果は徐々に弱まっていきますが、完全に消失するまでの時間は薬によって大きく異なります。
バイアグラは服用後4〜5時間、レビトラは5~8時間で効果がほぼ消失しますが、シアリスは24〜36時間効果が持続します。
薬の消失速度は年齢や肝機能、腎機能の状態によっても変わります。
高齢者や機能低下がある人では、体内での代謝が遅くなるため、効果が長引くこともあります。
ED治療薬の副作用対策方法と安全な使用方法

ED治療薬は多くの方に効果をもたらす一方で、副作用やリスクが伴います。
一般的な副作用には、顔のほてり、頭痛、鼻づまりなどがありますが、多くの場合は軽度で一時的なものです。
安全に使用するためには、まず医師に現在服用中の薬や持病について正確に伝え、適切な薬剤と用量の処方を受けてください。
自己判断での用量調整や市販薬との併用は避けましょう。
頻度の高い軽度の副作用と対処法
ED治療薬の副作用は比較的軽度で一時的なものが多く、時間の経過とともに自然に治まるケースがほとんどです。
最も一般的な副作用には、顔や上半身のほてり、頭痛、鼻づまり、消化不良、一時的な視覚の変化などがあります。
軽度な副作用は血管拡張作用によるもので、薬の効果と表裏一体の関係にあります。
頭痛はたとえばバイアグラであれば服用者の約3.87%に見られる一般的な副作用で、血管拡張による血流の変化が原因です。
参考:医薬品インタビューフォーム(p.88)
https://www.viatris-e-channel.com/viatris-products/di/detail/assetfile/VIAGRA_Tab_OD_Film_IF.pdf
ED治療薬の副作用の頭痛では市販の鎮痛薬の服用で問題ありません。
ロキソニンやバファリンなどの薬を服用してください。
顔のほてりは血管拡張による一時的な症状ですが、水分をしっかり摂ると軽減できる方もいます。
鼻づまりには市販の点鼻薬が有効な場合もありますが、点鼻薬を使用する前に医師に相談しましょう。
副作用の強さには個人差があり、用量調整で軽減できるケースも多いです。
ただどうしても副作用が気になる場合は、医師に相談して用量の調整や別の薬剤への変更を検討するとよいでしょう。
ED治療薬との併用禁忌薬と危険な相互作用
ED治療薬と特定の薬剤との併用は、重篤な健康リスクをもたらす可能性があります。
併用禁止薬 | 硝酸薬 |
抗真菌薬(レビトラのみ) | |
併用に注意が必要な薬 | α遮断薬 |
最も危険なのは狭心症や心不全の治療に使われる硝酸薬(ニトログリセリンなど)との併用で、急激な血圧低下を引き起こし、命に関わる場合があります。
α遮断薬(前立腺肥大症や高血圧の治療に使用)との併用も、血圧低下めまいや失神などのリスクがあります。
併用が必要な場合は、最小用量から始め、時間をあけて服用するなど、医師の厳密な管理のもとで使用してください。
抗真菌薬(イトラコナゾールなど)は、レビトラは禁忌です。
バイアグラやシアリスなら併用できますが、体内で薬の分解が遅延するため血中濃度が過度に上昇
する場合があります。
抗真菌薬の塗り薬(外用薬)であれば、どのED治療薬も服用できます。
グレープフルーツジュースもフラノクマリンという成分が酵素の働きを阻害し、バイアグラやレビトラの血中濃度を上昇させる可能性があるため、服用前後の摂取は避けるべきです。
持病別の注意点と服用前の確認事項
持病がある方は、ED治療薬を自分の判断で服用せず必ず医師に相談してください。
疾患 | 注意事項 |
心血管疾患(心臓発作、脳卒中、心不全、不安定狭心症など) | ED治療薬の使用を避ける |
高血圧 | 血圧コントロール確認のうえで使用できる場合あり |
低血圧 | 血圧低下の可能性があるため要注意 |
肝機能・腎機能障害 | 薬物の代謝や排泄に影響あり用量調整のうえで服用できる可能性あり |
服用前には必ず医師に以下の情報を伝えましょう。
- 現在服用中のすべての薬(処方薬、市販薬、サプリメントを含む)
- 過去の病歴
- アレルギー歴
- 最近の手術や治療歴
医師が患者の状態を正確に把握できると、ED治療薬の安全な処方につながります。
ED治療を始める具体的な手順

ED治療を始めるためには、医療機関の選択と受診が第一歩となります。
泌尿器科や男性専門クリニックなど、ED治療に対応している医療機関を選びましょう。
近年ではオンライン診療も普及し、自宅から相談できる選択肢もあります。
初診時には現在の症状や生活習慣、既往歴などを医師に伝え、必要に応じて検査を受けてください。
その後医師の診断に基づいて、自分に合った治療法や薬が処方されます。
治療は効果や副作用を確認しながら、用量や薬の種類を調整していきます。
病院での診察と処方の流れ
泌尿器科や男性専門クリニックでのED治療は、予約制のところが多いです。
初診では問診や診察を通じてEDの原因や重症度を判断します。
診察は個室で行われ、プライバシーに配慮した環境で相談できますので、症状や気になる点を正確に伝えましょう。
診察では血圧測定や問診が基本ですが、血液検査や心電図検査などが行われる場合もあります。
検査は、基礎疾患の有無や治療薬の安全性を確認するために行う場合が多いです。
検査結果に問題がなければ、その場でED治療薬が処方されます。
初回の処方では低用量から始め、効果や副作用を確認しながら調整していきます。
初めての受診なら、1回分のみ処方しているところを探すのも良い方法です。
処方された薬の使用方法や注意点について十分な説明を受け、不明点があればその場で質問しておきましょう。
多くの医療機関では初診から2〜4週間後に再診を設定し、薬の効果や副作用について確認します。
治療や効果に問題がなければ、その後は通院間隔が開いて1〜3ヶ月ごとになります。
オンライン診療の手続きと費用
近年普及しているオンライン診療は、時間や場所を選ばず、自宅からプライバシーを守りながら診療を受けられる利点があります。
【オンラインクリニック受診の流れ】
- ウェブサイトやアプリから予約
- 会員登録や専用アプリのダウンロード(クリニックにより異なる)
- 診察前に、問診票に必要事項を記入
- 予約日時になったらスマートフォンやパソコンからビデオ通話に接続し診察
- 薬が自宅や指定した場所に配送される
費用は医療機関によって異なります。
オンラインクリニックでは診察料が無料~3,000円程度のところがほとんどです。
対面での診察では初診料は3,000〜5,000円程度、再診料は1,000〜3,000円程度が相場なので、オンラインクリニックなら安価になっているといえるでしょう。
診察料に薬代が加わり、バイアグラやレビトラは1錠1,000〜2,000円、シアリスは1錠2,000〜3,000円程度です。ジェネリック医薬品を選ぶとさらに治療費は安く抑えられます。
ただしED治療は保険適用外の自由診療となるため、全額自己負担になる点に注意が必要です。
また、初診のみ対面が必須なクリニックも一部あるので、必ず確認しておいてください。
注意点はED治療薬の通販のみ行い診察はしていないサイトです。
海外のED治療薬通販サイトでは偽物や成分がほとんど含まれていない粗悪品が売られている可能性があります。
安価だからといって、診察なしでED治療薬を購入しないようにしてください。
初診時に準備すべき情報と質問
初めての受診のとき、緊張したり不安があったりして聞きたいことを聞けなかった経験がある方も多いのではないでしょうか。
ED治療の初診をスムーズに受けるためには、情報を事前に整理しておくと良いでしょう。
下記の内容をまとめておくと、医師にきちんと伝えられます。
- 現在の症状(いつから、どの程度の頻度や重症度か)
- 過去の治療歴
- 普段服用している薬やサプリメント
- 既往歴や持病について
心臓病や高血圧、糖尿病などの持病がある場合や、現在服用中の薬がある場合は、薬の名前や用量をメモしておきましょう。
また、アレルギー歴や過去の手術歴なども伝えておきたい情報です。
医師に質問すべきポイントも事前に整理しておくと安心です。
薬の効果はいつから現れるか、副作用にはどのようなものがあるか、長期的な治療計画はどうなるかなど、気になる点は書き出しておいたほうがよいでしょう。
診療時間は限られており、オンライン診療なら10分から15分程度で終わるため、順序だてて質問すると効率的です。
ED改善のための生活習慣改善法

EDの改善には薬物治療だけでなく、生活習慣の見直しも大きな役割を果たします。
下記の内容なら今すぐ始められるので、意識して改善していきましょう。
- 適切な運動
- バランスの取れた食事
- 質の良い睡眠
- ストレス管理
生活習慣の改善は血流を促進し、ホルモンバランスを整え、全身の健康状態を向上させ、EDの根本的な原因に働きかけます。
また、薬物治療と問題なく併用できるので、治療効果アップも期待できます。
生活習慣の改善は薬のように劇的な治療ではありません。
しかし日常生活の中で少しずつ取り入れていくと、徐々に改善が見られます。
継続が大切なので、無理なく続けられる範囲から始めてください。
即効性のある運動と食事の見直し
有酸素運動は血流を促進し、EDの改善に効果があるといわれます。
【EDの改善効果が期待できる生活習慣の見直し】
- 運動
- ストレッチや筋力トレーニング
- 地中海式食事法
- 喫煙を控える
- 飲酒を控える
- 体重管理
ウォーキングやジョギングなど、軽いものから中程度の有酸素運動を週に3回、30分程度行うと血管の健康を維持でき、勃起機能の改善につながります。
また腹部や下半身の筋力トレーニングは骨盤周りの血流を改善できるので、効果的です。
食事面では、地中海式食事法が推奨されています。
オリーブオイル、魚、野菜、果物、全粒穀物を中心とした食事は、血管の健康を維持し、EDのリスクを低減します。
ニンニク、オニオン、ピーナッツなどは一酸化窒素の産生を促すため、血管拡張作用につながります。
喫煙は血管を収縮させ、勃起機能に悪影響を与えるため、控えましょう。
過剰な飲酒も避けてください。
また、体重管理も大切で、肥満はテストステロンの低下や血流の悪化を招き、EDのリスクを高めます
生活習慣の改善は、1〜2ヶ月の継続で効果が実感できる場合が多く、薬物治療と併用するとより効果的です。
睡眠の質を高めてEDを改善する方法
質の良い睡眠は、男性における主要な性ホルモンであるテストステロンの産生に不可欠であり、EDの改善に大切です。
成人男性の場合、少なくとも7時間の睡眠が推奨されています。
レム睡眠がテストステロンの分泌に大きく関わっているといわれています。
不規則な睡眠パターンや睡眠不足は、ホルモンバランスを崩し、EDのリスクを高める可能性があります。
良質な睡眠のためには、眠りにつきやすい環境を整えましょう。
就寝の1〜2時間前から、スマートフォンやパソコンなどのブルーライトを発する機器の使用を控えてください。
温かいシャワーやリラックスできる読書なども、入眠しやすくなります。
睡眠環境は寝室は暗く、静かで、適度な温度(18〜20度程度)に保つのが理想的です。
快適なマットレスや枕も質の良い睡眠を助けます。
睡眠時無呼吸症候群はEDとの関連が指摘されています。
参考:ED診療ガイドライン〔第3版〕日本性機能学会/日本泌尿器科学会https://www.urol.or.jp/lib/files/other/guideline/26_ed_v3.pdf
いびきがひどい、夜中に何度も目が覚める、日中の眠気が強いなどの症状がある場合は、専門医への相談をおすすめします。
EDの長期的な改善につながる習慣
EDの長期的な改善には、ストレス解消が不可欠です。
慢性的なストレスは、コルチゾールなどのストレスホルモンの分泌を増加させ、テストステロンのレベルを低下させる可能性があります。
瞑想、深呼吸、ヨガなどのリラクゼーションを日常に取り入れると、ストレスレベルを軽減できます。
パートナーとの良好なコミュニケーションも、心理的なEDの改善に役立ちます。
性に関する不安や期待について率直に話し合えれば、不安を軽減し、より満足度の高い性生活を実現できます。
生活習慣や睡眠環境の改善は、ED治療には即効性はありません。
しかし、3〜6ヶ月ほど生活習慣の改善を継続してみると徐々に効果が現れ、薬物治療への依存度も下げられる可能性が高まります。
ED治療に関するよくある質問と回答

ED治療を始める方や継続中の方は、疑問や不安を感じているのではないでしょうか。
バイアグラなどED治療薬の効果の感じ方には個人差があり、最初は十分な効果を実感できないかもしれません。
また、長期間の服用に関する安全性や、用量の増量や薬剤を変更するタイミングについても気になっている方も多いでしょう。
ED治療に関して多く寄せられる質問について、わかりやすく解説します。
治療に関する疑問や不安を解消すると、より効果的な治療につなげられます。
治療に関する不明点は医師への相談が第一ですが、カウンセリングや診察の前に気になる点がある方は下記のQ&Aを参考にしてください。
ED治療薬の効果があまり感じられない場合にはどんな対処法がある?
ED治療薬を服用したのに十分な効果が感じられない場合、いくつかの要因が考えられます。
まず薬剤の用量が少ない可能性があります。
初回は安全性を考慮して低用量から始めるため、効果が不十分な場合は医師に相談の上、用量調整を検討します。
また服用のタイミングがあまりよくない場合も効果は十分ではありません。
バイアグラやレビトラは空腹時の服用が効果的で、高脂肪食の後では吸収が遅れ効果の発現が遅くなるおそれが高いです。
シアリスは食事の影響を受けにくいですが、効果の発現までに他の薬剤より時間がかかります。
他には心理的な緊張やプレッシャーもED治療薬の効果を妨げる要因となります。
薬を服用したからといって自動的に勃起するわけではありません。
初回の服用で効果がない場合でも、服用のタイミングや食事に気を付けながら複数回試してみましょう。
クリニックによっては、1錠ずつや複数の種類をセットで販売していますので、効果を見ながら試せます。
最終的に効果が不十分な場合は、医師に相談して用量や薬剤の変更、併用療法などを検討してください。
ED治療薬を長期服用しても安全性はある?注意しておきたい点は?
ED治療薬、用量を守り、医師の指導のもとで使用すれば、長期間にわたって安全に服用できます。
長期服用で最も注意すべき点は、定期的な健康チェックです。
心血管系の状態、肝機能、腎機能などを定期的に確認して、安全に服用してください。
また、他の薬剤との相互作用も長期的に確認する必要があるため、新たな薬を処方された場合は必ずED治療薬と併用できるか医師に聞いておきましょう。
長期服用による耐性(効果の減弱)の心配をする方もいますが、ED治療薬は飲み続けると効かなくなるものではありません。
効果が徐々に弱くなったと感じる場合は、基礎疾患の進行や生活習慣の変化など、他に要因があるケースが多いです。
長期服用中に副作用が現れた場合や、効果に変化を感じた場合は、自己判断で用量を変えず、必ず医師に相談してください。
ED治療薬で効果が出ないときに次のステップに進むタイミングは?
現在の治療薬で十分な効果が得られない、副作用が気になる、そんなときには次の治療ステップを検討するタイミングです。
一般的に、同じ薬を用量の変更を含め4〜6回試しても満足できる効果が得られない場合は、医師に相談して別の選択肢を検討します。
まずは別のPDE5阻害薬(バイアグラからシアリスへの変更など)を試すケースが多いです。
それでも効果が不十分な場合は、希望に応じて陰茎注射療法や尿道内坐剤などの治療を行います。
経口薬であまり効果を感じられなかった方も、局所治療なら直接的な作用が期待できます。
生活習慣の改善(運動、食事、禁煙など)も意識的に行ってください。
生活習慣を変えるだけでも、大きくEDの症状が改善する方もいます
重度のEDで保存的治療が効果的でない場合は、陰茎プロステーシス(陰茎プロテーゼ)の手術も選択肢となります。
陰茎プロステーシスは、手術で陰茎内にインプラントを埋め込み勃起を補助する方法です。
最終的な治療となりますので、自然な勃起の回復可能性はなくなります。
次の治療ステップへの移行は、医師との十分な相談の上で決定してください。
ED治療の基礎知識 まとめ
EDの正しい知識があると、安全で確実な治療効果を望めます。
EDの治療では、ED治療薬を使用するケースが最も多くなります。
ED治療薬は、血管を拡張し血流をよくして勃起をサポートしますが、飲んだからといって勃起し続けるわけではありません。
使用される主な薬剤にはバイアグラ、レビトラ、シアリスがあり効果の持続時間や価格などが異なります。
通院による対面診療でも処方を受けられますが、最近ではオンラインクリニックで通販でも購入でき、気軽に治療をスタートできます。
ED治療には薬も大切ですが、生活習慣の改善やストレス解消も意識して行ったほうがよいといわれています。
EDに悩んでいる場合には、放置せずに専門医の診察を受けてください。